3月の食育🥢

2021.03.17

 

小金井市内の学童保育所では、毎月「食育の日」を設けてテーマを設定し、
子どもたちといっしょに考えて、味わっています。

近年、まえはら学童保育所では、3月の食育の日には東日本大震災を知り、
あらためて「食」について考えてきました。

 


 

 

 

 

3月11日 午後2時46分
登所していた子どもたちへ
「10年前のこの時間、大きな地震が起こり、大勢の人が犠牲になりました。みんなで黙とうをしよう。」
の声掛けに、そこにいた子どもたちは、ただただ、静かに座り黙とうを始めました。

 

 

今年は、震災からちょうど10年。
あの3月11日にこの世に生まれていた子は、今の「まえはら」にはいませんが、
多くの3年生が、お母さんのおなかの中にいました。
その3年生たちからは、「生まれていたらすごく大変だったかもしれない」
「どんな地震だったかわからないけど、おじいちゃんちが福島にある」など口々に話し出しました。

 


 

ある男の子のお母さんからこのような連絡帳が届きました📒

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今年も、3月11日が来ましたね。
3年生は多くの子がママのお腹にいた時です。
Rもお腹にいることがわかって間もない頃で、
ずっと腹痛で、切迫流産の危険性があって、
仕事を休んでいるときでした。
もしそれがなかったら、都心の職場から帰れず、
保育園の兄ちゃんは誰も引き取り手がいなくて、
(身重な体で無理をしていたら)
Rは、生まれてこなかったんだろな、と思っています。
そういう虫の知らせだったのかも。
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多くの大人たちも、「3.11」を振り返っていました。
この日は、テレビ画面でも何度も地震・津波の映像が映し出されますが、
地震の怖さを知るだけでなく、みんなで助け合って「生きること」の大切さ、
食べられることのありがたさ、なども感じる日でありたいです。

 

今回は、小金井市から消費期限の迫った災害備蓄用食料をいただき
お湯を注ぐだけのアルファ米を食べてみました。

15分待つだけの簡単ごはん。
きのこや人参、たけのこなどが入っている炊き込みご飯なので、
苦手な子もいるかなと思いましたが、
みんな興味津々。美味しくいただきました。

 

「温かいくておいしいご飯が食べられるしあわせ」を感じました🍀